2011/12/21

こあじぃさん

12月18日の日曜日、夜7時、Toyota Cup決勝バルサvsサントス。
未だ地デジ難民の私は、1時間半かけて逗子のいーちゃん&とくちゃん宅まで足を運び、テレビ観戦しました!

愛しのメッシの活躍を一目見ようと遥々逗子まで行くんだから、私のファン魂もホンモノよねぇ。
と、自己満足。
生まれて初めて、テレビの写真を撮ってしまった・・・↓↓

花火の写真と同じで、あっ!と思ったときにシャッターを切っても時すでに遅し。
メッシを撮ったはずが、悔しいかな、0.5秒ほど流れる「FIFA」のテロップが写ってる↓↓
「ある意味、こっちの方がレアじゃない?」と、いーちゃんに突っ込まれる。

っていうか、ネットで画像を探せばいいじゃん、という話なのですが、私としは「記録」を残したかったのです。私がちゃんとテレビ観戦した、という。一体何のためだか、自分でも分からないケド。

バルサは4-0で圧勝しました。

ところが、メッシよりも私を魅了して、カメラの視線を離せなくなる相手を見つけてしまったのです。

彼です↓↓ その、物思いに耽る後ろ姿から目が離せません。

いーちゃんちのねこ、こあじ。御年11歳。
もう、おじいさんです。だから、こあじぃさん。

いーちゃん&とくちゃん↓↓

こあじの経歴
いーちゃんが11年前に拾った、のらねこ。
大学時代いーちゃんが友達とシェアしていた「こあじハウス」で飼われることになり、
卒業後は、いーちゃんが引き取り、
今は、結婚したいーちゃんちに居座る。

ねこらしく、ツンとおすまししてるかと思えば、足音も立てずに擦り寄ってくる。
こあじぃさんったら、あなたっていうねこは、なんて愛くるしいのでしょう。

この遠くを見つめアジトで佇む表情ったら、絵になること・・・↓↓
また会いに行くからねぇ、こあじぃさん。

2011/11/19

まどみちお

11月16日、祖母が86歳を迎えました。
同じ日、詩人まどみちお氏が102歳を迎えられました。

~詩集「かんがえる」より~

「言わずにおれなくなる」
言わずにおれなくなる。ことばでしか言えないからだ。
言わずにおれなくなる。ことばでは言いきれないからだ。
言わずにおれなくなる。ひとりでは生きられないからだ。
言わずにおれなくなる。ひとりでしか生きられないからだ。

「なんだ…」
なれるまでだ「わあ!」は
なれてしまえば「なんだ…」だ

わあ 怪獣! なんだ 犬か…
わあ UFO! なんだ 飛行機か…
わあ バオバブ! なんだ マツノキか…
わあ 10人殺し! なんだ 泥棒か…

なんだ 汚職か…
なんだ 公害か…
なんだ 戦争か 原爆か…
なんだ なんだ なんだ…


「もう すんだとすれば」
もうすんだとすれば これからなのだ
安楽なことが 苦しいのだ
暗いからこそ 明るいのだ
なんにも無いから すべてが有るのだ
見ているのは 見ていないのだ
分かっているのは 分かっていないのだ
押されているので 押しているのだ
落ちていきながら 昇っていくのだ
遅れすぎて 進んでいるのだ
一緒にいるときは ひとりぼっちなのだ
やかましいから 静かなのだ
黙っている方が しゃべっているのだ
笑っているだけ 泣いているのだ
ほめていたら けなしているのだ
うそつきは まあ正直者だ
臆病者ほど 勇ましいのだ
利口にかぎって バカなのだ
生まれてくることは 死んでいくことなのだ
なんでもないことが 大変なことなのだ

2011/11/13

幻のCM

この3日間、音楽療法のスクーリングを受けてきました。
そのうちのひとつが、「スピリチュアル・ケア」という講義。
どこぞの牧師さんが講師でした。

「スピリチュアル」って何ぞや?
その牧師さんですら、まだ明確な答えを見つけられていないと言います。
しかし、「スピリチュアル・ペイン」は確かに存在すると断言されています。
肉体的、精神的、社会的な痛みが取り除かれても残る痛み。
それが「スピリチュアル・ペイン」。
たとえば、自分はなぜ生きているのか、自分の人生の目的とは、自分はどこへ行くのか等、答えのない世界に生きている人間の抱える痛み。

大なり小なり私たちが常に抱えて生きているもの=「不安」も、スピリチュアル・ペインなのかもしれない、と。

講義の最後で、その牧師さんは、「やはり3.11後、私たちが求めるものは“つながり”や“絆”であると思う」と、あるCMをプロジェクターで上映して講義を締めくくりました。

今年の3月12日、九州新幹線全線開通。
しかし、3.11の翌日であったため、このCMがお茶の間に流れることはなく、幻のCMとなったそうです↓↓


「あの日、手を振ってくれて ありがとう 
笑ってくれて ありがとう」 
そう伝えたい人が私にもいる。

普段は何気なく見逃してしまう瞬間に小さな喜びの数々が存在し、 溢れるばかりの幸せが見つかるものなのかもしれない。

2011/10/30

大山

昨日、ネコせんせいにお誘いいただき、神奈川県伊勢原市にある「大山」登山(せんせいは「ハイキング」とおっしゃっていますが)に行ってきました。

とってもいいお天気で、絶好の山日和。
登山の時は必ず雨が降る私としては、奇跡的。

紅葉にはまだ早く、葉は青々としていました↓↓
が、ところどころ、赤くなっているところもあり、色づくのが待ち遠しい限りです。

久しぶりの山!やっぱり自然の空気は美味しいなぁ。
忙しければ忙しいほど、山に来たいっていう衝動に駆られ、体が動くのが不思議。

2時間半ほど歩くと、山頂へ到着!
標高1252mの地点で待っていてくれたのは、大きな富士山↓↓
毎日職場との往復の道で見る富士山も素敵だけど、今日の富士山はもっと近くて大きくて迫力がありました。
そのどっかりした風体が頼もしくて、いつでもそこにいて、何もかも見透かされている気がして、且つ、すべてを受け止めてくれるような気がして、なんだかホッとしました。

山頂で見える、もう一つの風景↓↓
人間界です。

ネコせんせいが好きなススキ↓↓

私が好きな彼岸花は、もう終わっていました。
世界も記憶も、そして季節も、静かに音をたてずに移り行くものですね。

2011/10/22

Cooking Up Dreams

10月8日~23日、第2回東京ごはん映画祭が行われています↓↓
http://tokyogohan.com/filmfestival/
あれ、明日まででした。。
A partir del 8 de este mes hasta el 23 se está celebrando "2nd. Tokyo Food Lovers Film Festival 2011". Ay, mañana termina.

その先行イベントで、今月あたま、日本初上映のペルー映画「Cooking Up Dreams」を観てきました。
恵比寿のペルー料理レストランで、ペルー料理食べ放題&飲み放題の映画上映会でした。
さらに、映画の後は音楽ライブ付き!
至れり尽くせり、楽しい美味しい大満足の一夜でした。
Unos días antes de comenzar el festival, tuvo lugar un evento de la película peruana "Cooking Up Dreams" como celebración de estrena en Japón.
Hicieron en un restaurante de la comida peruana con una pantalla en la pared. Podíamos comer y beber cuanto quisiéramos mientrás veíamos la película. Después, hicieron un concierto de música andina en vivo. Fue un evento perfecto.

この「Cooking Up Dreams」という映画、ペルーの食文化を紹介するドキュメンタリーで、とにかく美味しいそうな映像が次々と現れます。
農村で代々受け継がれている伝統的な料理から、フュージョンと呼ばれる最近流行の料理まで、ペルーの食文化の豊かさをたっぷり堪能できます。
La película era un documental que muestra la historia y cultura de la comida peruana. Aparecen muchas imágenes de los platos que tienen buena pinta.
La película trata desde la comida tradicional del campo hasta los platos de "fusión" que están de moda en el centro de Lima, se puede gozar de la riqueza de la comida peruana.

一緒に行ったのはボリビアの同期3人。
一人は遥々広島からこの日のために?上京してきたのでした。
広島から来た友人は、ボリビアから帰国後、ペルーで仕事をし、ペルー人と結婚。
彼に言わせれば、ペルー料理はボリビア料理とは比べ物にならないくらい美味しい!のだそうです。
Invité 3 amigos que estuvieron en Bolivia juntos. Uno de ellos vino a Tokyo desde Hiroshima para este evento. Él se fue a trabajar a Perú después de regresar de Bolivia y se casó con una peruana. Según él, la comida peruana es mucho más deliciosa que la boliviana, no es comparable.

ペルーとボリビアはお隣の国だし、文化も似てるし、ボリビアは海を持っていなくてペルーは持っている、という以外はさほど違わないだろうと思っていたので、なんだか悔しいです。
確かに、ボリビア料理はメニューが少ない。
選択肢があまりない・・・。
外食しても、いつも同じメニューを注文、は普通でした。
とはいえ、その中にも「お気に入り」メニューはあって、それなりに美味しくいただいていたのですが。
どんな国へ行っても、その国の料理で満足できる私としては、ボリビア料理も大好きでした。
イモ、肉、野菜、米、パン、とうもろこし、キヌア、豆、チーズ、果物。充分満足です!
Yo pensaba que no hay mucha diferencia entre la comida peruana y la boliviana, ya que están al lado y tienen cultras parecidas aunque Bolivia no tiene mar y Perú sí. Bueno, me acuerdo de que no había mucho que elegir en el menú en Bolivia y siempre el mismo menú...
Aunque fuera así, yo tenía mi plato favorito. Soy la persona que puede disfrutar de la comida de cualquier país y claro que la comida boliviana también me gustaba. Había papas,carne,verduras, arroz,pan, maíz, quinua,legumbres,queso, frutas,etc. Eran suficiente!

ボリビア同期だった友人が、ペルーを知って以来すっかりペルーびいきなのが、ちょっぴり寂しくなったのでした。
Me encontré un poco triste al ver a mi ex compañero de Bolivia tener preferencia por Perú ahora.

早いもので、ボリビアから帰国して5年以上の月日が経ってしまいました。
ボリビア同期の仲間たちと、こうして繋がっているのは嬉しいけど、ボリビアとはすっかり疎遠。
ボリビアが好き、ボリビア楽しかった、と言いながらも、ボリビアのためになること、何もしていない。
そうぼやく私に同期の友人が言ったひとこと↓
「いいんじゃない、それで。ボリビアに行ったから、今の自分があるんだよ。」
過去の影響で今の自分があり、今をどう生きるかで未来の自分も変えられる。
ボリビアは私の中で生き続けていて、私の体の一部になってるんですね、きっと。
El tiempo vuela y ya han pasado más de 5 años desde que volvía de Bolivia. De vez en cuando quedo con mis ex compañeros de allí pero me he ido alejando de lo boliviano sin quererlo. Ahora no hago nada relacionada con Bolivia y me da pena que lo que hago sea sólo recordar y contar de Bolivia.
Una de mis amigas dijo, "así está bien, tu eres como eres ahora porque estuviste en Bolivia antes." Soy como soy por la influrencia del pasado y el futuro cambia depende de como viva ahora. ¡Bolivia está viva en mí y es parte de mi cuerpo!

映画の後のライブも素敵でした。
最後のアンコールの曲が感動。
アルゼンチンのフォルクローレ、「Entra a mi hogar」
(注:映像は他の日の様子)↓

2011/10/08

帰る家 Hogar

9月のシルバーウィークに両親と、兵庫の祖母宅を訪ねました。私の顔を見て発した祖母の第一声↓
「あいちゃん、髪切ったんか。」
祖母は大正15年生まれ、御年85歳です。
実に2年8か月ぶりの再会でしたが、その記憶力に絶句・・・。
Los días festivos incluido el día de los ancianos en Septiembre mis padres y yo fuimos a visitar a mi abuela que vive en la prefectura de Hyogo. Las primeras palabras de mi abuela cuando me vió fueron "Ai, te has cortado el pelo." Ella tiene 85 años y nos vimos después de 2 años y 8 meses. ¡Qué memoria increíble!

祖母は叔母夫婦と暮らしています。
この夏、叔母夫婦が家を新築し、祖母も一緒に新居へ引っ越したのでした。
祖母が85歳まで暮らした家は廃墟となり、
私が小学生の頃、夏休みに毎年遊びに行っていた「おばあちゃんち」はなくなりました。
Mi abuela vive con mis tios. Este verano mis tios construyeron una casa nueva y mi abuela también se mudó allí con ellos. La casa donde vivió mi abuela hasta sus 85 años se ha quedado como ruina y quiere decir que desapareció "la casa de mi abuela" donde yo iba en las vacaciones de verano cuando era niña.

新居は、バリアフリー、オール電化、ソーラーパネル付き。
祖母がつまずくような段差は一切なく、壁には手すりがあり、部屋の電気はリモコンで消せるし、トイレはドアを開ければ自動で便器のフタも開く。
おばあちゃん、快適そうです。
不便なことある?と尋ねたら、「タンスの引き出しの一番下が開けられへんねん。」と深刻な表情・・・。
なら上の段に入れとけば、とは言えず。
La casa nueva está libre de barreras, no tiene gas y utiliza la energía solar fotovoltaica del tejado. No hay desniveles con que mi abuela cae al tropezar, hay pasamanos en las paredes, se apaga la luz con el mando y se abre la tapa de la taza automaticamente cuando entra al baño. Le pregunté a mi abuela por si tuviera algo incómodo por vivir en la casa nueva y me contestó con la cara seria, "sí! no puedo abrir el cajón más bajo del armario."  Pero abuelita,eso no tiene nada que ver con la casa nueva, ya que usabas el mismo armario en la casa antigua también! Me dio ganas de decirle, "¿Por qué no usas un cajón más alto?"

仏間でお夕飯。
私たちのために、ご馳走を用意してくれました↓↓
Cenamos en el cuarto donde está el altar budista y era una gran comida.
新居だけに、醤油とか絶対こぼせません!
仏壇もピカピカ。
小さい頃は見ると怖くて眠れなかった歴代の遺影もありませんでした。
Cené con mucho cuidado para no ensuciar la casa nueva. El altar budista también era nuevo y ya no estaban los retratos de los difuntos que me daban miedo cuando era niña al dormir en la noche.

かつては寂れていた町も、道路が整備され、大型チェーン店がボンボン建っていました。
朝ごはんのあと、祖母とみんなでお散歩↓↓
Antes,la ciudad no tenía animación pero ahora han arreglado las calles y han construido cadena de tiendas grandes. El día siguiente fuimos a dar una vuelta por la casa después de desayunar.

関西と言えば、お好み焼き!
本当に美味しいんです。
つなぎに山芋が使われていること、具材に甘辛コンニャクが入っていることがミソだと思います。
Y fuimos a comer en un restaurante de Okonomiyaki que es la tortilla japonesa de ingredientes variados,la comida típica del oeste. La verdad es que estaba mejor que cuarquier parte de Japón!
祖母も一緒に食べに行きました↓↓

祖母は、「腰が痛くてもう歩けへんわ」と弱気になって、最近めっきり外へ出歩かなくなっていたそうです。
ところが、孫(私)がしつこく誘ったら、重い腰を上げて散歩も外食も行ってくれたのでした。
気持ちで体が動くってホントだな。来て良かった。
Mis tios me contaron que últimamente mi abuela ya no se animaba salir de casa por el dolor de cintura. Pero vino su nieta (yo) e insistió en que le acompañase a dar un paseo y comer afuera. Ella le hizo caso a su nieta. Es verdad que como funciona el cuerpo depende del estado de ánimo. Me sentí felíz por estar con ella.

「おばあちゃん、なんでボケないの?」と尋ねたところ、「毎日頭使ってるからや」と返答。
やたら政治にも詳しく、好きなテレビ番組は「国会中継」。
あっぱれ!
Hice una pregunta a mi abuela: ¿por qué no chocheas? Y me contestó,"porque utilizo la cabeza todos los días."  Bueno, con razon su programa favorito de la televisión es "la retransmisión de la Dieta en directo".

帰り際、母が言ったひとこと。
「また来るね。これからはここが私にとっての『実家』だから。」
そうか、母にとっても生まれ育った『実家』がなくなったことになるんだ。
誰もが新居に喜んでいて、ノスタルジーに浸っている様子は見せていなかったけど、思い出すふるさとの光景はあの家なのかもしれない。
Al irnos mi madre dijo,"nos vemos en esta casa, ya no tengo donde volver." Claro, yo perdí "la casa de mi abuela" y a la vez mi madre perdió la casa de sus padres donde ha crecido. Me parecía que todos estaban contentos con la casa nueva y que nadie tenía nostalgia pero la casa antigua no desaperecerá nunca de nuestro corazón cuando recordamos los momentos bonitos.

2011/10/02

駅伝 Relevos

今日、第22回東日本国際駅伝に参加しました♪
久しぶりの大会、そして初めての駅伝です。
職場の事務室の皆さんにお声をかけていただき、普段はスーツ姿の皆さんとランニングウェアで日曜日にお会いしてるなんて、、。なんとも新鮮な気分でした。

会場は、なんと相模原の米軍基地!
知らずにエントリーしてしまったので仕方ありません。
米軍のセキュリティチェックがあり、事前にゲートパスチケットをもらっていない一般人の入場は不可。
何が「国際」なんだか。これじゃ「鎖国」だし全然「親善」してないよ、と心の中でブツブツ。

OTの同僚も家族連れで応援に来てくださいました↓
ものすごい人でごった返していました。この熱気にワクワク。


そしてこれが、走ったメンバー。総勢8名↓


私は第2走者、5kmでした。27分で完走。
3.11以降、すっかりサボっていたわりには、まぁまぁのタイム。
3.11後、4月にエントリーしていた初めてのフルマラソンも放射能を恐れて自粛。
その後も空気による内部被ばくを恐れてパタリと止めていたのですが、結局普段通り無防備に出歩いている私。ランニングだけ避けるのは無意味だな…ということで再び走り始めました。

語学同様、続ければそれなりに伸びるけど、止めればガクンと衰えるのがランニング。
もはやガンガン走っていた頃の力はいずこやら、週末に走ってみるもすぐに疲れるわ筋肉痛になるわで、自分にガッカリしていた今日この頃。

でも、今日走ってみて、走る楽しさを再確認しました。
しかも駅伝って、チームメイトがいるから更に楽しい!
走った後は、昼間っから食べて飲んで、第2のランナーズハイでした。

今回、仮装して走っているお祭りランナーが多かったです。
私も来年はビキニかメイドかセーラー服着ていいですか?
お断りでしたら、相撲力士か着ぐるみか大仏にします・・・

2011/09/11

9.11 と3.11

今日で3.11から半年。
大袈裟でなく、まるで昨日のことのようにあの惨事がいまだ鮮明に脳裏に焼き付いている。
たぶん一生、忘れることはないだろう。

そして9.11から10年。
テロの犠牲者に加えて、この10年間、対テロ戦争で犠牲になり続けたイラクやアフガニスタンの無辜の民たち。

3.11も9.11も、その瞬間が「始まり」であり、悲しいかな犠牲者の数は増え続ける。
半年経っても10年経っても、何年経とうとも、この悲しみを忘れないようにしたい。
それを憎しみや恨みに変えるのではなく前を向いていたい。
人間の愚かさに諦めるのではなく、それでも人間の可能性を信じていたい。

最近お気に入りの手ぬぐい↓↓

2011/09/10

梅干しと味噌のその後

以前も書きましたが、梅干しと味噌のその後です。
自家製オーガニック梅干し↓↓
でも、天日干しをするタイミングを逃し、土用の丑の日あたりと書いてあるのに、結局干したのは8月下旬。
そしたら絶妙なタイミングで、あの猛暑はどこへやらという寒空と雨が始まってしまい、室内で干すはめに・・・。
なので、ほとんどおひさまを浴びていません。
お味は・・・、「梅干し」ではなく「梅」って感じです。
そりゃー、干してなかったら梅干しにはならんわなー。
失敗ってことかなー。悔しいなー。
しかし。
干せばいいんでしょ、干せば!と思い、今日はいいお天気だし、試しにもう一回天日干ししてみました。
「梅干し」になりますよーに。

そしてこれは、1月に作った自家製お味噌↓↓
遅ればせながら、今日、2回目の天地返しをしました。
こちらは順調!こないだより、味噌らしくなってます!
こりゃ大成功、美味しゅうございます。
狙ったわけじゃないのに八丁味噌風味でした(愛知県人)。

梅干しも味噌も、生きてる、呼吸してる、って感じです。

2011/09/09

本日の富士山 El monte Fuji

夕方、職場から自宅へ帰る道で見える富士山。
El monte Fuji que vi en el camino esta tarde al volver a casa después de trabajar.

残暑厳しい昼間ですが、夕方は涼しくて、空も空気も秋色。
一瞬、仕事の疲れも忘れて心に秋風が吹く。
Todavía hace mucho calor en el día pero el cielo y el aire nos avisan que el otoño está llegando cuando atardece. El viento del otoño corrió en mi corazón y me hizo olvidar del cansancio del trabajo.

2011/09/03

Si può fare

「人生、ここにあり!」
この夏イチオシのイタリア映画です。
素晴らしい作品です。

http://jinsei-koko.com/



2011/07/30

夏の夢

7/24をもちまして、ついに地デジ難民となってしまいました。
職場の同僚に話したら、「私も出産難民だったのよ」と。
まだまだ震災難民の方が多い中、地デジ如き、なんのその!
今日、家の周りを回る廃品回収車にアナログTV(1995年製)を引き渡しました。3000円也。
「年季が入ってますねー」「この古さはリサイクルすら不可能ですねー」と感心されました。
晴れて今日からTVナシ生活!あ~部屋がすっきりした。

ついでに、前輪後輪ともにパンクして錆びついたママチャリも引き渡しました。2000円也。
物は買うのも捨てるのもお金がかかるな・・・。

そのあと出先で、普段なら視界にすら入らない宝くじ売り場で立ち止まる私。
本日発売開始「復興支援宝くじ」ですって。
1枚200円(年末ジャンボより100円安い)、当たらなくても被災者のためにはなるなら浪費の罪悪感は減る、ということでついに人生初の宝くじをGet!10枚=2000円也。
売り場前でオジサンが言葉巧みにセールスしているのだけど、よく見ると警備会社員。熱心だなー。警備するだけでなく売り上げにまで貢献しようとするなんて。
売り場窓口のオバサンが私にくじを手渡しながら、やる気なさそうに「当たりますように」と棒読みで言ってくれて、思わず吹き出しちゃいました。良い子にしないと当たらない気がして、大きな声で「ありがとうございます!」と返事しときました。警備のオジサンの方がよっぽど熱かったな。

年賀状のお年玉くじすら毎年当たらない強運の持ち主なので、今度こそ?!当たりますように・・・

2011/07/18

梅干しと味噌 Umeboshi y Miso

今週末、予約していた無農薬・有機栽培の赤紫蘇が届きました↓
これで1束(300g)。大量です。
Este fin de semana me ha llegado el Shiso rojo orgánico que había reservado antes. Me pareció muchísimo aunque eran sólo las hojas de un ramo,300g.

塩をふって、モミモミしてあく抜きしたら、ほうれん草を茹でた時みたいにみるみる小さくなりました↓↓
Eché la sal, lo apreté para que saliese la espuma y  se hizo pequeño en un instante como si cociera espinacas.

これを、漬けていた梅干しに加えて寝かせました♪
狭い狭いアパートの1室でこそこそ梅干し作りに初挑戦。
ホーローの蓋(実は梅の実を入れすぎて閉まらなくなったので、アルミホイルをかぶせている・・・)を開けたら、カビてませんでした。よかった~。
もちろん梅の実も無農薬・有機栽培です。
お味が楽しみだなー。
Luego agregué el shiso rojo soltando a la olla de Umeboshi para que fermentase los dos juntos. Estoy intentando hacer Umeboshi por primera vez, y además en este piso tan pequeño.
Hace unas semanas compré los frutos de Ume orgánico y preparé Umeboshi en la olla. Desde entonces nunca había abierto la tapa para vigilar el estado. (En realidad no pude tapar la olla porque eché muchos frutos y tapé con el papel de aluminio.) Esta vez cuando abrí la tapa... encontré los frutos de Ume muy bien sin moho!  Espero que llegue pronto el día de poder probar.

ちなみに我が家には、冬に仕込んだお味噌も寝ています。
「天地返し」とやらを春に一度しないといけなかったのですが、面倒臭くて、ついついやりそびれ、今になって慌てて樽の蓋を開けてみました。 すると・・・
味噌になってるぅ~♪
必ず生えるという白カビさんも青カビさんも無し!
奇跡かもしれません。
まだ完全に発酵しきってないから?か、大豆の粒がポツポツ残っていました。思わず味見したら、味噌のお味!
ほったらかしにしていても勝手に成長してくれるなんて、日本の食材はスバラシイ。
En mi casa pequeñísma el Miso que también hice yo está durmiedo desde el invierno para fermentar.  En primavera tenía que darle la primera vuelta pero tenía pereza y no lo he hecho hasta ahora a pesar de que ya es el momento de darle la segunda vuelta. Cuando abrí la tapa...sí, el Miso también estaba muy bien sin ningún moho. Qué milagro! Ya tenía color y olor de Miso. Como todavía está en el camino de fermentación, quedaban muchas sojars que no han fermentado. No podía aguantar más para probarlo y sí que tenía el sabor de Miso!  La comida japonesa tradicional crece bien sin cuidarla mucho. Qué bien!

ここまで読むと、さぞかし料理好きみたいに見えるけど、料理は大の苦手な私。
味噌ができたら味噌汁でも作るかなー。
Repasando lo que escribo me da la risa porque parece que soy buena cocinera y exigente con los materiales. Pero en realidad no sé cocinar! Bueno, haré sopa de miso cuando mi Miso esté preparado...

2011/07/02

おしえてメッシ選手!Preguntas para Messi

私が唯一TVをつけるのは、朝7時と夜7時のNHKニュース。
昨夜7時のニュースが終わっても気付かず、つけっ放しにしていたら始まったのがこの番組でした↓↓
El único programa de la TV que veo son Las Noticias de NHK a las 7 de la mañana y de la noche. Anoche también puse ese programa pero no prestaba atención y no me di cuenta cuando terminaron las noticias. A las 7:30 empezó el otro programa que se llamaba "Preguntas para Messi".

メッシ単独番組!しかもスペイン語でしゃべってる!!
ドキドキしながら釘づけになって見ちゃいました。
No me lo podía creer! Permanecí clavada ante la TV.

日本のサッカー少年がメッシに質問をして、それをビデオレターとしてバルセロナにいるメッシが受け取り、画面を通して答えるというシンプルかつダイレクトな内容でした。
スポーツ少年を応援する子供向けの30分番組でしたが、大人の私もジーンとすることがいっぱいあって、思わず筆をとりました(=パソコンを起動しました)。
Era un programa sencillo y facil de entender. Los niños japoneses que practican el fútbol hicieron preguntas a Messi por el video y Messi les contestó a través del video.Me parecía que el programa era para niños y duró sólo 30 minutos pero yo,una persona madura(espero),también me conmoví al verlo, me dió una lección.

テクニックに関する質問へメッシがお手本を見せるという内容から始まり、次第に子供たちがぶつかる壁に対してどう乗り越えたかという精神面の質問へ移っていきました。
Al principio del programa,mostraban las preguntas sobre las técnicas del fútbol y poco a poco iban cambiando a las preguntas más profundas. Los ninños que se enfrentaban a los obstáclos preguntaron a Mesii sobre su mentalidad.

Q(子ども):プロになるために一番大切なのは?
Niño1:¿Qué es lo más importante para ser un profesional?

A(メッシ):努力・何かを我慢してもやり遂げる強い気持ち・責任感の全てが必要。
Messi:El esfuerzo y la pasión por complir con paciencia bajo su propia responsabilidad.


Q(子ども):審判に怒ったことは?
Niño2:¿Alguna vez te has enfadado con los árbitros?

A(メッシ):怒ったことや公平でないと思ったこともあるが、審判という仕事は大変で、人間がすることだから少し位のミスジャッジは仕方ないと割り切ることも必要。
Messi:He protestado al árbitro porque me ha parecido injusto.Pero el árbitro es un trabajo difícil y los humanos se equivocan. Es natural que alguna vez juzgue mal así que tenemos que pensar de manera práctica, no sentimental.


Q(子ども):背が低い選手はどうしたらいい?
Niño3:Soy un niño pequeño,me tumban los niños grandes...

A(メッシ):小さい選手にはすばしっこさという武器がある。スピードを身に付ければ背の高さなんて関係無くなる。もし倒されたらまた起き上がってプレーすればいい。一番大切なのは絶対に負けない、負けたくないという気持ち。それを忘れなければきっと大丈夫。
Messi:Yo también soy pequeño pero por eso tengo una ventaja que es la agilidad. Si dominas la velocidad no te importará el tamaño del cuerpo. Aunque te tumben levántate rápido. Lo mas importante es tener corazón fuerte para vencer sin falta y no olvidarlo.


Q(子ども):最近は控え選手で試合に出してもらえない。
サッカーをやめたいと思ったことは?
Niño4:Últimamente soy suplente.¿Nunca has pensado dejar el fútbol?

A(メッシ):一度も無い。いつも自分を信じること、うまくなりたいという気持ちを持ち続けること。
Messi:NUNCA.Siempre me creía y nunca dejé de querer mejorar en el fútbol.


一流ってこういうことなんだなぁと感動してしまいました。
倒れてもすぐ起き上がる。前を見る。進んでいく。
人生もスポーツもおんなじかもしれない。
Sus palabras mostraban que es un futbolista de primer orden.
Se levanta cada vez que se cae, mira delante y sigue adelante.
Tal vez nuestra vida también sea lo mismo.

2011/06/12

自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」

↑↑ こんなのが、本日6/12(日)14:00-15:30あるそうです。
すごいっっ。希望が湧いてきた!
しかもやり方がイマドキ!

詳しくは、首相官邸のHPに載っていたのでコピペします↓


1.開催趣旨
 このたび、菅直人内閣総理大臣に対して、下記の有識者の方から、自然エネルギーの本格的普及に関する要望を頂きました。
 そこで、これら5名の方々に、一堂に集まって頂き、総理との懇談会を開き、率直な意見と提言を聞かせて頂くとともに、「これから、どう自然エネルギーを普及させていけばよいか」について、積極的な意見交換をすることとしました。
 なお、この懇談会は、ネットを通じて動画中継を行い、ツイッターでの質問を受けることにより、テーマに関心あるすべての国民がリアルタイムで参加できる「オープン懇談会」とさせて頂きます。
多くの方々にご参加頂ければ幸いです。

■インターネット中継 6月12日(日)14:00-15:30
この時間になりましたら、中継画面へのリンク先を表示します。

2.日時  平成23年6月12日(日)14:00-15:30

3.場所  首相官邸

4.参加予定有識者(五十音順)
 ・枝廣淳子 環境ジャーナリスト
 ・岡田武史 元サッカー日本代表監督
 ・小林武史 ap bank代表理事
 ・坂本龍一 ミュージシャン (ビデオメッセージによる参加)
 ・孫 正義 ソフトバンク社長
 [司会]藤沢久美 シンクタンク・ソフィアバンク 副代表

5.その他
・懇談会での議論は、インターネット同時中継で視聴できます。
・ツイッターの次のハッシュタグによって、進行中の議論に対して、コメントをすることができます。(コメント用 #openkonc)
・同様に、次のハッシュタグを使って、質問することができます。(質問用 #openkonq)
・また専門家・メディアの方は、次のハッシュタグを使って質問して下さい。(#openkonm 職業と氏名を明記の上ご質問ください)
・時間の制約上、頂いた質問の全てに対して、懇談の席でお答えすることは困難な場合があります。ご了承ください。

http://www.kantei.go.jp/live/20110612.html

2011/06/11

エネルギーシフト NOW!!

本日、エネルギーシフトパレードに参加してきました!
午後は雨も止んで、薄日も射し、梅雨のジメジメした空気。
代々木公園は熱気ムンムン。

一緒に行った、ボリビア同期のアイネェと↓↓
昨日職場でせっせと作ったお手製プラカード(裏表!)
アイネェは、牛乳パックを開いて書いた即席プラカード

代々木公園をスタートし、渋谷駅へ↓↓

デモは楽しいぞ~!飛び入り大歓迎なので、次回どこかで見かけたら、列に加わっちゃってくださいね。
プラカード表:「Protege tu Tierra」
(スペイン語で、“君の地球を守れ”)
帰ってきてから気づいた綴りの間違いにショック!
プラカードには「Proteje」と書いたのですが、正確には「Protege」でした。「j」と「g」の違い。
裏:「Green Energy」
確かに「原発反対」なのですが、そのために必要な「エネルギー転換」(Energy Shift)を今こそ(今すぐ!)、勇気を持って、国民全体が声を挙げて進めていくべきです。
「○○反対」とか「賛成」とか、対立したいんじゃあないんです。というか、対立している時間なんてないほど一刻を争うと思うのです。

かの有名な、渋谷駅前スクランブル交差点を通過↓
 

そして原宿駅へと進みました↓
鳴り物隊のドラで、耳がおかしくなってしまった・・・。

早く、デモをしなくてもよい未来が訪れますように。

2011/06/10

6.11 エネルギーシフトパレード

いろいろある中、私はこれに参加することにしました↓↓
              http://ameblo.jp/enepare


日  時:2011年6月11日(土) (雨天決行)

集合場所:代々木公園ケヤキ並木入口付近[CCレモンホール前交差点]

14:00- オープニング・トーク
14:46- 黙とう  パレードスタート

コース:代々木公園-渋谷駅前-明治通り-原宿駅前-代々木公園 (2.5km、約40分)
 
賛同人:坂本龍一、小林武史、河野太郎、加藤登紀子、C.W.ニコル、飯田哲也、田中優、辻信一、湯川れい子(順不同、敬称略)

呼びかけ人:羽仁カンタ(FLAT SPACE)、南兵衛@鈴木幸一(アースガーデン)、佐藤潤一(グリーンピース・ジャパン)

それでは会場でお会いしましょう♪

2011/06/09

6.11 脱原発100万人アクション

    
お読みいただいた皆様へ
3.11から3か月となる6.11(土)、お近くのアクションに参加しませんか?
お住まいの地域でのアクションを調べるにはコチラ↓↓

是非一緒に行きませんか~?

2011/06/07

合言葉は「がんばっぺ石巻」

週末、復興支援ボランティアに参加するため、宮城県石巻市へ行ってきました。
金曜の夜に東京発、土日の2日間現地で働き、月曜に東京へ戻ってくるという、短期&強行スケジュール。
仕事を極力休まずに参加するにはこれしかありませんでした。
震災からまもなく3か月。
ニュースやネットの情報で見たこと聞いたことが、まるで自分の意見であるかのように振る舞う自分。
震災について語れば語るほど、口ばかりで行動が伴わない評論家と化している自分。
そんな自分が歯がゆくて、ちゃんと向き合いたくて、遅ればせながら参加を決めたのでした。
Este fin de semana fui a hacer voluntariado en Ishinomaki,Niyagi donde tuvo lugar el desastre del Tsunami el 11 de marzo. Salí el viernes en la noche después del trabajo y dormí en el bus. Llegué el sábado por la mañana a Ishinomaki y trabajé el sabado y domingo. Regresé el lunes. Fue muy corto y poco para ayudar pero para mí era la única manera de colaborar sin faltar al trabajo. Hace 3 meses que hubo el desastre.Comento y opino mucho por lo que he visto en la TV o que leí en internet como si fuera una crítica. Pero no sé si realmente entiendo la situación actual. Ya basta de criticar, quería ponerme en acción. Aunque ya es tarde, me decidí a ir.

初日は石巻市雄勝町の漁具回収作業でした。
El primer día me mandaron a un puerto en Ogatsu.

活動場所までの道で、窓からみた光景↓
   ※窓ガラスの汚れも映ってます。

ニュースで報道されていた、津波で生徒の7~8割が亡くなった大川小学校前を通過↓
身体がかたまってしまうような、痛烈な何かを感じ、言葉が出ませんでした。
En el camino al puerto vi una escuela en la que perdieron la vida el 80 % de niños por el Tsunami. Cuando pasé frente de la escuela sentí algo fuerte, más que un dolor y me quedé sin habla.

住宅や田畑があったであろう場所↓
 雄勝町役場へ向かう道の途中。

 無人の雄勝町役場に到着↓

役場の真横でみた光景




1~2分先の港へ到着。ここが初日の活動場所でした↓

漁具というよりむしろ、瓦礫の山でした。すさまじい量の。
それが腐敗し、異臭を放ち、大量のハエがたかっていました。
これからどんどん暑くなるし、夏までになんとかしければ大変なことになるのは素人目にも明らかでした。
Me dijeron que ibamos a recoger los utencillos de pesca,pero en realidad me esperaban montones de escombros. Esos escombros empezaban a pudrirse, apestaba y muchísimas moscas pululaban. Ya está haciendo calor en Japón y el verano está cerca. Hasta yo podía imaginar que pasará si se dejan los escombros hasta el verano...

ゴミをわき目に、地元の方々が細々とホタテを捕っておられました。きれいな海だったんだろうなぁ。

私たち人間の手で集められる一日のゴミの量の微々たること。
そして、石巻はゴミで埋め尽くされてしまうのではないかと思うほど、ゴミが山積しているのでした。
Recogimos los escombros a mano y realmente me doy cuenta que es pequeñísima la cantidad que puede recoger una persona con las manos en un día. No solamente en ese puerto, sino en todos sitios en la ciudad de Ishinomaki quedaban montañas de basura por el desastre. Me parecía que la ciudad se llenará de basura sin exageración. Al lado de los escombros los pescadores empezaban a pescar las vieiras.

寝泊りは、石巻専修大学の敷地内のテントでした↓
夕方になると、ボランティアのためのボランティアが来てくれたりしました。
これは、地元の温泉から汲み上げたお湯によるシャンプー&足湯サービス↓
なんていい人たちなんだっ。頭が上がりませんっ。

2日目の活動は、住吉町の側溝掃除(ヘドロ掻き)でした。
El segundo día me llevaron a una ciudad al lado del río Kitakami para limpiar el lodo residual que trajo el Tsunami en las casas.

住吉町は、仮面ライダーの著者、石ノ森章太郎(宮城県出身)の漫画館があり、至るところに仮面ライダーの実物大がポーズを決めて建っておりました。

住吉町の旧北上川沿いのお宅を訪ねての作業でした。
時折、住民の方が避難所からふらりと自転車でやってきて、ご自宅の様子を見たり、私たちの姿を見て「うちにも来て(掃除して)ほしい」と声をかけてくださったりしました。
しかし、基本的にはひっそりと誰もいなくて、被災者の方との交流を多少なりとも期待していた私としては、残念な気持ちもありました。
町はまだ信号が機能しておらず、この日は愛知県警の皆さんが交通整理をされていました。思わず「ご苦労様です!」と敬礼したくなりました(by愛知県出身)。

1日作業して、午前中に1軒の側溝、午後にもう1軒の側溝。気が遠くなるような進み具合です。

今回痛感したのは、まだまだ人手が足りていないということ、文字通り「人の手」でしか出来ない作業が多いこと、人間一人ができる作業量の微々たること、されどそれが必要であること。
Hasta medio dia limpiamos una casa entre 6 voluntarios y en la tarde otra casa. Era un trabajo demasiado lento.

Todavía falta muchísimo donde necesita ayuda, es ayuda que sólo pueden hacer las manos de la gente aunque tarde como la tortuga. En sólo dos días de trabajo claro que no he podido saber todo, sólo vi una parte y no digo que "he entendido" pero aun así, me gustaría decir en voz alta que vale la pena ir a ayudar con tus manos más que estar viendo las noticias en la TV. TE NECESITAN.

百聞は一見に如かず。
たった2日の活動だったし、事態のほんの側面を見ただけで終わってしまったし、他のメンバーより明らかにノロノロ作業だった私ですが、そんな私にできることがあるとしたら、「迷われている方、ぜひ現地に足を運んでボランティアに参加してください。」と声をあげること、伝えていくこと。