2009/09/27

GLOBAL FESTA JAPAN 2009

来る10月3日(土)、4日(日)10:00~17:00 入場無料
日比谷公園にて「グローバルフェスタJAPAN 2009」開催!
  http://www.gfjapan.com/index_02.html

「国際協力の日」(10月6日)を記念して開催される国内最大級の国際協力のイベント。1990年より開催されているそうです。

国際協力を身近に感じてもらうとともに、開発途上国の現状とODAを含む国際協力の必要性や国際協力にあたっての政府、国際機関、NGOの活動を理解していただきたいとの思いで行われます。

今年のテーマは、「環境・気候変動問題」。

開発途上国における「貧困問題」についてもさまざまな展示・参加型イベントが催されます。

難しいことはさておき、ぜひふらっと遊びにいらしてください(^-^)
私は3日(土)、ボランティアすることになりました。
日比谷公園でお会いしましょ~♬

2009/09/22

山からの贈り物 El regalo del monte

憧れの、丹沢(神奈川県)にて、登山してきました♬
久しぶりの山!山が私を呼んでいる!
Por fin fui a la tierra montañosa que se llama "Tanzawa" para subir a uno de los montes, "Hinokiboramaru". Tenía ganas de subir donde sea, me hacía falta respirar en el monte.

往路は、「西丹沢-ツツジコース-桧洞丸(ひのきぼらまる)」 です。
出発したらすぐ、滝がありました。マイナスイオン吸収↓↓
Apenas empezé a subir, encontré un salto de agua. 沢を渡りました。水が澄んでいて、すくって飲めます↓
多摩川とは大違いだ・・・。
Cruzé un río saltando por las piedras. El agua estaba tan transparente que se podía tomar. Era muy diferente del río Tama cerca de mi casa... 天気が怪しくなり、霧がかってしまいました。
でも、それもまた、いとをかし↓
Poco a poco el cielo se veía nublado y el monte estaba cubierto por la niebla. El paisaje con niebla era como un cuadro fantástico. 夕方、檜洞丸(1601m)、登頂です↓↓
気温12℃、寒くて手がかじかんでました。
Después de subir por 4 horas, llegamos a la cumbre.
La temperatura era de 12 grados y tenía los dedos entumecidos de frío.物語はここから始まる。
怪しいおじさんがカメラ片手に親しげに話しかけてきました。
山頂に咲く草花を詳しく説明して、おじさんと私たちがたどり着いたのは、山小屋「青ヶ岳山荘」。
おじさんは、その山小屋の常連さんだったのです。
En la cumbre un señor mayor se acercó a nosotras. Desde ahora voy al grano. Ese señor era muy amigable y nos explicó sobre las plantas vegetales. Luego él y nosotras llegamos a la misma casa de la cumbre, "Aogatake Sanso". Él también era un huésped pero era un huésped habitual desde más de 40 años.

小屋にいた5人の常連おじさん、その日の任務を終えた山岳救助隊長のおじさん、小屋主のおじさん(つまり、全員おじさんorおじいさん)が私たちをWelcomeしてくれました。
あれよあれよとテーブルにお酒が並び、サンマが焼かれ、おつまみが作られ、大歓迎パーティー(と私は信じてる)が始まったのです!
En la casa, estaban los 7 señores mayores;5 huéspedes habituales, un capitán del equipo de salvamento del monte y el dueño de casa. En un instante ellos pusieron la mesa con las botellas de sake que trajeron los huéspedes habituales y comenzó una cena de bienvenida para nosotras. El dueño nos sirvió los platos que no existían en el menú uno tras otro.

おもしろいことに、山男たちは、私たちの名前も職業も尋ねてきませんでした。
山男たちも自身を名乗ろうとも職業を明かそうともしませんでした。
山の頂上で、そんな浮世のことはどうでもいいことのようでした。
Lo que me llamó la atención fue que ninguno de ellos nos preguntó nuestro nombre ni trabajo. Ellos tampoco contaron nada de su vida privada ni siquiera sus nombres. Me pareció que en la cumbre del monte el mundo no era tan importante para estos señores.

小屋に通い続けて40年前後の山男たちの武勇伝を愉快に語ってくれました。みんな、家族みたいにこの小屋に集まってくるようです。
こよなく山を愛し、山小屋の仲間を愛し、山小屋に来る客をもてなすことに喜びを感じている人たちでした。
私も、与えられるより与えることに喜びを感じられる人になりたい。
こんなに温かくて優しい人たちに出会えたこと、これが今回の登山の収穫。
Como ellos vienen a la casa durante 40 años, nos contaron las hazañas con mucho humor. Ellos parecían como una familia. Todos aman al monte y la casa, sienten alegría al dar buena acogida a los que visitan "su monte" y "su casa". Ellos saben hacer naturalmente una mejor forma de vivir:dar a los demas les hace más felíz que recibir. ↑↑ 2日目、下山前に山小屋「青ヶ岳山荘」前で。
既に何人かの常連さんは朝散歩に出かけてしまっていました。
残っていた皆さんが、大手を振って、鐘を鳴らして見送ってくれました。私も家族に一員のような気分になっていました。
10月は紅葉狩りに、12月はクリスマスパーティーに、はたまた山岳救助隊の新人隊員とのコンパに、「また小屋へおいで」と口々に声をかけてくれました。
Al día siguiente en la mañana, ya algunos de ellos habían partido y el resto de ellos se despidieron de nosotras tocando la campana. Ya yo también me sentía como un miembro de ellos, nos dijeron que volvieramos cada mes.

下山前、山小屋の常連さん達が立てた「祈安全登山」碑の前で↑↑

山頂で見かけた「大文字草」↑↑
花の形が漢字の「大」の字に見えることより、この名がついたとか。
Vi unas flores típicas de esta terra. Se llama "Dai-monji sou" porque la flor tiene la forma del carácter chino,"Dai".

2日目、帰路は「桧洞丸-犬越路-用木沢-西丹沢」コース ↓↓
Al bajar nos fuimos por una ruta diferente.

尾根からの景色です。丹沢は、山だらけ↓

頂上付近は、お花畑がいっぱい↓
不思議な世界でした。

「くぐる」となんだか楽しいのです♬

絶景を前に、「やっほー」とやまびこしてみました↓
下界間近、木々の色も変化します↓

帰りは、山小屋で教えてもらった蕎麦屋、喫茶店、温泉をはしご。
体は節々が痛みギスギスですが、心はポカポカになった2日間でした。みんな、ありがとう。
Me divertí mucho con el paisaje pero el recuerdo en la casa de la cumbre fue el mejor. Muchas gracias.

2009/09/18

往復4時間の旅

今日から3日間、音楽療法の学校のスクーリングです。
朝の通勤ラッシュでもみくちゃになりながら片道2時間・・・。
最寄駅で電車を待っていたら、ふと彼岸花が目に入りました↓↓
これ、彼岸花であってますよね? 秋だなぁー。

帰路も2時間。
乗った山手線は、なんと明治チョコレートのパッケージ型 ↓↓巨大チョコレートみたい!
中吊り広告も、パネルテレビのCMも、みんな明治チョコレート。
「山手線命名100周年記念」と書いてありました。
山手線と明治チョコレート、何が関係あるのだろう・・・?

乗ってるだけで、甘~い気分になりますよ♬
でもおなか空いちゃう~。

2009/09/13

ゴムのピザ Pizza de goma

中学の友達ノンちゃんが東京に住むようになり、3年ぶりに再会。
ピザ屋さんでお食事していたら、なんと「ピザショー」が始まりました。
聞けば、毎年イタリアでは「世界ピザ職人選手権大会」が開催されるらしく、そのピザ屋さんも出場し、「アクロバティカ」部門で、3位入賞を果たしたのだとか・・・!
「アクロバティカ」とは、音楽に合わせて、ピザを回し伸ばす技術を使いながら、パフォーマンスを見せる競技だそうです。

他の種目は、「クラシカ」=生地の仕込み、伸ばし、ソース、トッピング内容、焼き方を競う、「ベロチッタ」=ピザ生地を速くのばす(120g程度を規定25cmの大きさまで)のを競う、「グランデ」=1枚500g程度のピザ生地を5分間でどこまで大きく穴を開けずに伸ばせるかを競う。

「世界ピザ職人選手権3位入賞!」と聞いて、さぞかし美味しいピザなのかと思ったけど、「アクロバティカ」部門だったとは・・・。味で勝ち得た賞ではなく、運動神経ね・・・。

お店の若いニーチャン(たぶんバイト)が披露してくれました↓↓





このニーチャン、ピザ生地を投げたり回したりしてる最中、ミスって生地を床に落しちゃったんです。
私は「あーあ。もう食べられないのかなぁ」ともったいなく思ったのでした。しかし終わったあと、衝撃的なノンちゃんの一言↓↓
「あのピザ生地、ゴムだったね。」
私:「なんで分かるの?!」
ノンちゃん:「だって落としたとき、べチャッと形崩れなかったじゃん。」
お会計の際、レジの店員さんに恐る恐る尋ねてみました。
「つかぬことをお伺いしますが、あの生地はゴムでしたか?」 
店員さん:「はい!あれは練習用です。イタリアの本番では本物の生地を使っています」。
興醒めじゃあ~!!ってゆーか気付かなかったのは私だけ?!

2009/09/12

極上のコーヒー

← ついに手挽きコーヒーミルを購入!

さっそくコーヒー豆を入れ、コリコリと回して挽きました。香ばしい匂いが漂い、お湯を注いだときのフンワリ感は、手挽きならでは! お味は極上でした。

手間を惜しまなければ、こんな美味しいコーヒーが自宅で楽しめるんですね。外のカフェで飲むコーヒーより、断然美味しくできました。

今までは、電動ミルを使っていたのですが、水でじゃぶじゃぶ洗ってたらモーターの部分がおかしくなっちゃって、使うたびにイヤ~な化学物質系の臭いを発していたんです・・・。

なので、次買うならアナログ手挽きミル、と決めていました。だけど、面倒くさがりの私なので、3日坊主になりゃしないかと、購入をためらい続けて早ウン年。意を決しました。

←本当は、こういうクラシック型のが欲しかったのだけど(見た目もオシャレ)、たぶん、「かさばる」と戸棚の奥へ片づけてしまうのが目に見えていたので、今回はあえてスタイリッシュな型にしました。
スリムボディなので、目につく所に置いておけます。

豆はもちろん、有機栽培&フェアトレード!

毎日の一杯が楽しみになりました♪

2009/09/11

とまれ


←なんか変・・・。
 
近所の道で発見。
 
思わず止まっちゃいました。
 
トマトって書いてあるのかと思った。
 
イビツな字!
 
「道路交通法」的にはOKなのかしら?

 












←次の交差点で見た「止まれ」。
  
一体、どっちが正解?
  
「トマレ」?それとも「止まれ」?

下を向いて歩きすぎかなぁ、私。

上を向いて歩こう。

 

 
  

2009/09/09

Forma Antiqva en Tokyo

昨夜、スペインのバロック音楽を聴きに行きました↓↓
3人兄弟から成る「Forma Antiqva」というグループの来日コンサート。 今回はソプラノ歌手付きでした。
バロック音楽は本当に大好きです。
タイムスリップできるなら、迷わずバロック時代を選びたい。

これは、次男坊のDaniel Zapicoさん↓↓
超カッコイイんです!!
みんな考えることは一緒のようで、終了後は女子が舞台へ群がっておりました。 モチロン、私も駆け付けたっ。
ちなみにコレは、"Tiorba"という、バロック時代の楽器 ↑↑

美しいメロディーで心洗われる感じでした↓↓
http://www.youtube.com/formaantiqva#play/uploads/4/fe0CXx5D7c8

2009/09/07

Song for home

昨日ラジオで聴いて、一目惚れならぬ、一聴惚れした曲があります。
台湾の原住民である青年たちのバンド、「TOTEM」の曲。
ドキュメンタリー映画がまもなく公開されるそうです。
ぜひ観てみたい。
その映画のオフィシャルサイトを開くと流れるのが「Song for home」です。
初めて聴くのに、何故か懐かしくて切なくなる曲です。
クリックして耳を傾けてみてください↓↓
http://www.totem-movie.net/

2009/09/06

ベジマイト VEGEMITE

職場で、患者さんと"英語"の話題になり、私がオーストラリアに留学したことがあると言うと(←"留学"ではなく"遊学"の方が適切か・・・)、「オーストラリアと言えば、あのパンに塗る茶色い食べ物ですよね。衝撃的な味の・・・。」と言われました。

???
思い出すまでに数秒かかりました。
あぁ!!「ベジマイト」です!!!
オーストラリアから戻って早8年、その間、一度もその名を口にすることも耳にすることもありませんでした。その存在を思い出すことすらありませんでした。
懐かしい、懐かしすぎる!失われた脳細胞を取り戻した気分です。

ベジマイトは、見た目も色も匂いも食感も味も日本の味噌そっくりなのですが、オージーはそれをパンに塗って朝食に食べます。ピーナッツバターやジャムと同等の扱いを受けています。
私も初めて見たときは、おいしいに違いないと信じて分厚~くパンに塗ってほうばったのですが・・・、体は拒否反応を示したのでした。
超マズイ!!

この食べ物、オージーの中でも好き嫌い分かれるようです。
私は残念ながら受け付けず、お土産にあげた日本の友人も惨敗でした。

あれから8年。
味覚は変わると言うし、大人の味覚を持った(?)今なら、あのベジマイトをおいしく感じるかもしれない、と密かな期待が湧き、ベジマイト再チャレンジの野望を抱いて止まない今日この頃。カルディコーヒーとか輸入食材店で売っているらしいです。

味噌好きの方、ぜひお試しください!

2009/09/04

マグダレンの祈り The Magdalene Sisters

今更だけど、ど~しても観たかった映画シリーズ!
「マグダレンの祈り」(2002年)です。 あまりにも衝撃的で、目が離せない映画でした。

この映画は、1996年までアイルランドに実在した「マグダレン修道院」で起きていた実話を元収容者が書いた暴露本が原作です。
この修道院は、当時のアイルランドで支配的だった厳格なカトリックの戒律による道徳観に基づき、婚外性交をした女性などを収容していた、いわゆる「矯正施設」です。

映画は、3人の少女が主人公です。いとこにレイプされたマーガレット、未婚の母となったローズ、男を誘惑していると見なされ孤児院から送られて来たバーナデット。1964年のある日、この3人の少女はマグダレン修道院に収容されます。

彼女たち収容者は、日々洗濯(自分の罪を洗い流すという含意が込められている)などの重労働に従事し、私語厳禁、囚人服のようなユニフォームの着用を強制され、家族との連絡を一切断ち切られ、監督するシスターや神父の非人道的虐待に苦しむ日々が続きます。

驚愕なのは、カトリックの名のもとにシスターが堂々と少女達から人権をはく奪し、弄んでいること、家族が本当に「一族の恥」として我が子を見捨てること、そして、ぬれ衣を着せられたまま一生出られずに「無駄死に」していく女性たちも多かったこと。

こんなことが、ほんの10年前までアイルランドで起こっていたとは。
少女たちは何の罪も犯していないし、むしろ被害者だと思う。
だけどそう思うのも、私の生きている時代と社会の道徳観でのモノの見方ということになるのでしょうか・・・。

考えさせられる深い映画でした。そして出演女優さんが全員、ハッとするほど美しくて名演技!