2009/08/06

8月6日

8月6日は、ボリビアの独立記念日です。

その一方で、8月6日は、私たち日本人にとって、いや世界にとって、「広島原爆の日」として忘れてはいけない日であります。
今朝8時15分、テレビ中継されていた平和記念式典を見ながら黙とうしました。

実は、ボリビア滞在中、「広島長崎原爆展」を開催しました。
ボリビアの独立記念日が偶然にも8月6日であったこと、ボリビアに住む日系人に長崎出身者が多かったこと、ボリビアにとって日本は地球の裏側であるためか原爆の悲劇を知らない現地民が多くてショックだったこと、平和について祈るだけではなく自らアクションを起こしたいと常々思っていたこと。
それが原爆展開催を決めた理由でした。

広島の平和記念資料館から、無償で展示写真(スペイン語の説明付き)を30枚ほど寄付していただき、それをパネル化、宣伝のポスター作り、ローカルテレビ出演、地元の美術館との交渉、開幕式、展示場管理など、すべてが初体験のシロウトだったので、多くの人に助けてもらい支えられながら行いました。

結果、不備が目立ちバッシングも受けましたが、伝えたいものを受け取ってくれた人がいるという手ごたえも感じました。
なによりも、私自身が、広島・長崎のことをこんなにも知らなかったということを知りました。
展示の準備↑↑ 手伝っていただき、なんとか間に合いました
初日の夜の開幕式↑↑ 背後には悲惨な写真の展示が並ぶ
スペイン語訳があったことで、真剣に読んでくれる若者たち↑↑
コメントノートにはたくさんのコメントを書いてくれました↑↑
貴重なビデオ映像も寄付いただきました↑↑
思わず目を背けたくなるシーンを、食い入るように観ていました

原爆投下から64年。
戦争に正義はないということを、伝える発信者でありたいと思う。

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