2009/11/23

いちむじん

「いちむじん」とは高知の古い言葉で、"一生懸命"という意味らしいです。 最近私がハマっている高知県出身の"新世代クラシックギターデュオ"です。
たまたま職場に「いちむじん」のファーストアルバム「Rui」があり、収録曲に私の好きな曲、
「涙の流れるままに」(ヘンデル、歌劇「リナルド」より)
「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル)
「ニューシネマパラダイスのテーマ」
が入っていたので、借りて聴いてみたのが始まりでした。
一目惚れ(一聴惚れ?)し、それ以来毎日聴いていました。

そして何気なく見たいちむじんのホームページで、コンサートが近日催されることを知り・・・、
即、チケット入手!!
あれよあれよと、生演奏を聴くまでに至ったのでした。
コンサート会場は、鶴川の「可喜庵」↓↓

茅ぶき屋根の古民家でコンサート!
「可喜庵」は、江戸末期に隠居小屋として建てられたそうです。
可:それでよいとすること。よいとして認めること。
喜:よろこび。    という意味が含まれるそうです。
こちら、いちむじんのお二人の演奏↓↓
聴き惚れました~♪  狭い古民家に座布団敷いて座り、いちむじんとの距離は数センチ!
アットホームな雰囲気(ってゆーか文字通り、家ん中で演奏してるんだけど・・・)で、タッチできる距離でした。
そして、タッチしちゃいました★ ↓↓ コンサート後、可喜庵からお茶と和菓子がふるまわれ、なごみつつ、いちむじんのお二人と握手。
興奮し、思わずいちむじんの3rdアルバムを購入。
サインしてくれました ↓↓ いちむじんは、「第16回日本重奏ギターコンクール」で優勝したそうで、そのときの演奏曲「夜更来(よさこい)変奏曲」も演奏してくれたのですが、この演奏が素晴らしいこと素晴らしいこと!!
ギター演奏の限界を超えてましたね。奏法も音色も、かつて見たこと聞いたことがないものでした。鳥肌立ちました。 2本のギターが醸し出す世界にぐいぐい引き込まれました。
二人とも超カッコイイし、背高いし、目の保養にもなった♪

「一日何時間練習されているんですか?」と質問したところ、「前は一日7~8時間は練習していましたが、今は忙しくなって、4時間くらいしかできないんです。」というお答えが返ってきました。
プロでも4時間練習するんだー。やっぱ、影の努力あっての演奏なんだなぁ。
何も努力していない自分が改めて情けなくなった・・・。

まだ、駆け出しだからか(?)、観客と"近い"存在に感じました。
実際、今回のステージは物理的にも座布団で目と鼻の先に座っていたわけだけど。
これからどんどん有名になっても、こんなアットホームな演奏続けてほしいなぁと思いました。

2 comments:

とねっち said...

素敵な3ショットに、趣のある会場
いいですねぇ。
あいちゃんの行動力に、感激!
ギターの音色で、
あたたかい冬を過ごせそうだね。

Ai said...

いーちゃん
私のは行動力というより速攻力かしら。
その場はワァッと盛り上がるんだけど、そのあとが続かないのよねぇ。。。
私はいーちゃんの優しさ&思いやりに常々感動してるけどねぇ。