この3日間、音楽療法のスクーリングを受けてきました。
そのうちのひとつが、「スピリチュアル・ケア」という講義。
どこぞの牧師さんが講師でした。
「スピリチュアル」って何ぞや?
その牧師さんですら、まだ明確な答えを見つけられていないと言います。
しかし、「スピリチュアル・ペイン」は確かに存在すると断言されています。
肉体的、精神的、社会的な痛みが取り除かれても残る痛み。
それが「スピリチュアル・ペイン」。
たとえば、自分はなぜ生きているのか、自分の人生の目的とは、自分はどこへ行くのか等、答えのない世界に生きている人間の抱える痛み。
大なり小なり私たちが常に抱えて生きているもの=「不安」も、スピリチュアル・ペインなのかもしれない、と。
講義の最後で、その牧師さんは、「やはり3.11後、私たちが求めるものは“つながり”や“絆”であると思う」と、あるCMをプロジェクターで上映して講義を締めくくりました。
今年の3月12日、九州新幹線全線開通。
しかし、3.11の翌日であったため、このCMがお茶の間に流れることはなく、幻のCMとなったそうです↓↓
「あの日、手を振ってくれて ありがとう
笑ってくれて ありがとう」
そう伝えたい人が私にもいる。
普段は何気なく見逃してしまう瞬間に小さな喜びの数々が存在し、 溢れるばかりの幸せが見つかるものなのかもしれない。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment