2010/05/30

一日カフェ店長@Golden Town

友達のミサキが一日カフェ店長をするというので、遥々「黄金町」へ行ってきました。英語にすると、Golden Town?!

私は聞いたことも行ったこともない「黄金町」でしたが、戦後、神奈川県最大の売春街として悪名の限りを尽くした、横浜の暗黒街と呼ばれていた場所なのだそうです。
あらゆる非合法組織によって売春と麻薬の供給地として機能していたのだとか。

いわゆる「ちょんの間」は21世紀に入っても続けられ、京急黄金町駅の高架下周辺でおよそ250店舗余りの飲食店を装った売春宿がひしめいていたそうです。
多くの中国人や東南アジア系の外国人が働かされていたそうです。

2005年、神奈川県警による違法売春宿の徹底浄化作戦が功を奏し、高架下に沿って並ぶスナック群がことごとく空き家となり、暗黒街黄金町の歴史に幕を下ろしたのだそうです。

2006年頃には、黄金町はゴーストタウンさながらの状態に様変わりしていたとか。

現在では空き店舗を利用したカフェスペースが出来るなど、徐々に普通の街としてイメージアップをしようと地元のNPO団体などが活動を繰り広げているそうです。
http://tokyodeep.info/2008/08/24.html


その神奈川県警に私もお世話になりましたとさ↓↓
カフェの場所が分からなくて、道をさまよいまくりました。
途中、巡回しているおまわりさんにも遭遇し、2度目の質問。
巡回も、かつての名残なんでしょうかねぇ。。
今や、ほんとにさびれた町でした。みなとみらいまで徒歩圏内の土地とは思えないほど・・・

こちら、ミサキがカフェやっていたお店↓↓
なんでもオーナーさんが長期でお出かけ(旅行?)している間だけ、日替わりでカフェ店長を募集するんだそうです。
「お留守番 一日店長」という看板は出ていれど、分かりにくい!!
路地裏の狭いとこにありました。これぞ隠れ家。


辺鄙な場所だけに、お客さん来ないだろうから、「サクラとして行ってやるかぁ」とランチタイムも過ぎた頃に行ってみると、びっくりするくらい大大大混雑!
朝から休憩する間もないくらいお客(友達)が来てるんだそうです。


一日カフェ出店、なんだかおもしろそう♪
お客が全員自分の知り合いってのもいいし、好きなメニュー出せるのもいいし、堅苦しい接客もしなくていいし、一日だけだから経営面なんて気にしなくていいし、楽しそうでした。

憧れるなぁ、カフェ店長。一日だけってのもまたいい。
私もやってみたいなぁ♪♬ 
あ、料理できないんだっけ?私・・・

2010/05/27

いのちの山河

2年ほど前、「日本の青空」という映画を友人に教えてもらい、そのとき住んでいた埼玉の市民ホールでたまたま自主上映会が催された時に観に行きました。
日本国憲法がどのように作られたのか、憲法9条の意味などを伝える素晴らしい映画でした。

そして今日見たのは、日本の青空Ⅱ。「いのちの山河」といいます。
今回も、近くの市民ホールで自主上映されていたので観に行ってきました。
HPはこちら↓↓
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora2/index.php

~あらすじ~
“豪雪・多病・貧困”で苦しむ岩手県の山間の小さな村、「沢内村」。
主人公である深澤晟雄は、ある日仕事を辞め、妻と帰郷する。
昔と全く変わらず悲惨な村の状況を前に深澤は、何とか村をよくしたいと立ち上がり、村長に抜てきされる。

村民との「対話と行脚」を欠かさず、且つ自らの信念である『生命尊重』行政の在り方を説き、憲法25条を盾に、日本国内初の老人・乳児医療無料化を達成。
やがて、全国でも最悪の乳児死亡率だった村が、全国初の乳児死亡“ゼロ”という記録を生み出すまでになる。



憲法25条第一項
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」


残念ながらこの地球上には、金持ちもいれば貧乏人もいて、経済的格差は広がるばかりですね。
それでも私たちの「命」だけは、平等であらなければなりません。
命の価値は、金持ちも貧乏人も関係ないのです。
生まれる命、生まれてきた命、育つ命、そして老いる命、そのすべてが平等で尊重されるべきものなのです。
そんな、当たり前のことを教えてくれる映画です。

深澤晟雄は、昭和32年~40年にかけて、始めは斬新過ぎて受け入れてもらえない考えも、粘り強く訴え続ければ意識改革は可能であること、一人の力は小さくてもみんなでやればどんな困難も打破できることを証明した方です。

最近の若い人たちは、お固いメッセージを直球ストレートで投げかけてくるようなこういう映画はあまり好まないのかもしれません。客は、全員と言っていいくらい年配の方でした。
私は、こういう映画、好きです。
まどろっこしくなくて、分かりやすい。スッと理解できる。
何気に超豪華キャストなんですよ(長谷川初範、とよた真帆、宍戸開、大鶴義丹etc)。
皆様のお住まいの地域でも上映される際はぜひ足を運んでみて下さいね♪

2010/05/23

International Year of Biodiversity

Amazon御用達の私。
送料無料キャンペーンの時、友達にプレゼントしたい携帯ストラップを1点のみ購入しました。
そして届いたのがこちら・・・↓↓
  


大きな段ボールが届いてびっくり。ふたを開けて2度びっくり。
エコ時代の今日、これは許されるのだろうか?!

今年は、国連が定めた「国際生物多様性年」なのだそうです。
http://www.cop10.com/











これは、スペイン語バージョンのロゴ↑
国連が定める6つの世界公用語(英語、スペイン語、アラビア語、中国語、フランス語、ロシア語)でロゴがあります。

おもしろい動画も発見↓↓


人間が好き勝手やっている地球。
だけど、人間も大きなライフサークル(生命循環)の一部にすぎない。
それを忘れて人間中心の生活をして、環境を破壊している私たち自身に、危険シグナルを発する「生物多様性年」。
最終的にはサークルの中で循環し、私たち自身に降り注ぐ危険なのである。

分かっちゃいるけど、他人事。
そんな "無関心" に喝を入れる年になるといいですが(私にも)。

2010/05/20

Un miracle n'est accorde qu'a celui qui y croit.

奇跡はそれを信じる人にだけ訪れる。
Bernard Berenson(1865-1959)

2010/05/09

Happy my birthday Part2

誕生日の翌日の8日、お誕生日会Part2です。
中学校の時の女友達5人でランチ。
半ば強制的に自分の誕生日を祝ってもらう(祝わせる)会です。

友人(我が中学が誇る美女2人)が必死で写メを撮るのは・・・ たっちゃん3ヶ月↓↓
この女子5人組みの中で、唯一の既婚者チカさんの長男です。
近所の「chikunui」 という手作りお洋服のお店で一目ぼれして買った、よだれかけをプレゼントしました。
オシャレなイタリアンのお店でランチ↑↑

中学の友達だけに、話題は中学の○○ちゃん(くん)がどーなっただのあーなっただの噂話が尽きません。そしてチカさんを除く女子4人で、行きつくのはモチロン婚活話。どーいうのがタイプとか、条件はあーだのこーだの、アラサートーク炸裂でした。最近、こんな話ばっかり…。 ステキなプレゼントいただきました~↑↑
7日にアイネェからいただいたのぐそ用葉っぱも持っていって、みんなにおすそわけしたら、喜んで(?)受け取ってくれました。
ランチしたお店の側にあった、とってもかわいらしいお店↑↓
こちら、「田園ポテト」というスイートポテトが有名な洋菓子屋さん。
パンやケーキを店内で食べることもできました。
こんなステキなお店があったとは! 最近、思わぬ嬉しい「発見」が多い気がします。
おなかいっぱいでしたが、もちろん買っちゃいました、田園ポテト。

この5人組、別に中学の時から仲良し5人組というわけではなかったのですが、「同じ中学出身で上京している」ということで東京で再会して以来、どんどん仲良くなっています。
大人になってから旧友との友情が新たに温まっていくのも、何ともイイものですね。

2010/05/07

Happy my birthday

今日は私の誕生日♪♬
大好きなYaitaが、「うちでアイのお誕生日会を開きましょう」と提案してくれたのでした。
Yaitaには、ボリビアにいたときも同じように祝ってもらったので、メンバーは違えど、懐かしい気持ちになりました。Yaitaには、鹿児島でも祝ってもらったし、ボリビアでは2回祝ってもらったし、今回で4回目!毎回、愛情たっぷりのおもてなしをしてくれます。

Yaitaがオーストラリアでよく飲んだというスパークリングワインで乾杯! 豪華なネタで手巻き寿司三昧です↓↓ ロウソクを吹き消し、ケーキ入刀!

来てくれたアイネェが、斬新なネタの組み合わせを次々と発案し、試食し、どれもヒットでした。
アボカド+サーモン+クリームチーズ+水菜+マヨネーズ=?
カリフォルニアロールであってますか?
よく分かんないけど、この組み合わせ、絶品。
スパークリングワインはYaitaと私の2人で空けて、酔っぱらい~。

完全に出来上がった後、遥々青梅から新婚アッチャン夫婦が到着。
ネーム入りバースデーケーキをいただきました↓↓
大好きなみんなに祝ってもらって、幸せすぎて、感動。
去年の誕生日とえらい違いだ・・・。

プレゼントもいただきました。
なんとなんと、アイネェからいただいたのは「のぐそセット」↓↓
スコップ等3点セット&柔らかい葉っぱ各種。
以前アイネェに誘われて、"のぐそ"から環境問題を考えるイベントに参加したのですが(http://special.yamakei.co.jp/noguso/ )、それを実践するべく、のぐそをするための穴を掘るスコップと、お尻を拭く葉っぱをプレゼントされたのでした。
しかも葉っぱは、そのイベントに一緒に行ったアイネェの同僚の方がわざわざ摘んできてくれたのだとか。
その努力を踏みにじるのは申し訳ないけど、若い婚前レディの身でのぐそするのは勇気がいるし。 捕まったらヤダし。
どうしよどうしよ。。。

ちなみに、Yaitaからのプレゼントは、「電子レンジで作れるパスタ容器」でした。私の独身生活応援グッズですか・・・。
料理できない私にも、これならできると思ったそうです。
失礼な!パスタくらい茹でれるわ!! 

2010/05/03

千樹

ゴールデンウィーク。
帰省先の実家で、朝起きたら母がお弁当を作っていました。
父と母と私の3人分。
「今日は岡田まで歩くよ」とニコニコ顔の母。
昨日まで何も言ってなかったのに、突然決めたらしい。
そして私も勝手に同行することに決まっていました。
岡田ってゆーのは地元の地名で、隣の学区です。

中学校へ続く田舎道↓↓の横に広がる田んぼの中を突っ切ります。 さっさか進む父と母↓↓  丘を越えます。
ひたすら田畑のわき道を行きます↓↓
たぶん、何十年と変わっていないであろう畑の姿↓↓
丘の頂上まで来ました。
古い石碑のようなものが建っており、彫ってある文字を読むとかろうじて、「右へ行くと岡田、左へ行くと佐布里」と読めます↓↓
昔の人はここを行き来していたんだろうなぁと思うと、感慨深いものがありました。
そして、約1時間弱で岡田の旧市街へ到着↓↓
ちなみにこれ、白黒写真じゃありません・・・。
お隣の古い郵便局↓↓
その名も「岡田通り」↓↓
通行人ゼロ。 昔は繁華街だったんだろなぁ。
岡田の丘を上りきると、頂上にある「神明社」に到着↓↓
ここで、母お手製のお弁当タイム♪
がしかし!!お箸を持ってくるのを忘れ、おかずも手づかみ・・・。
誰もいなくてひっそりしておりました。

神明社のそばで見つけたのれん↓↓
覗くと、なんとここ、カフェでした!!
「いろり屋 千樹」という名前で、この丘が千樹山という名であることから取ったそうです。
古くは旅館だった建物を利用しているそうです。

アイスもなか、いただきました↓↓
父が頼んだこだわりコーヒーも美味しそうでした。
「千樹」の中↓↓ とっても和テイストで、空間がアートそのものでした。
奥には囲炉裏がありました。
私たち以外、お客さんはいなくて、音楽もなくて静かな雰囲気がなんとも落ち着くのでした。
こんなステキな隠れ家が、こんな所にあったとは。
有名にならないでほしいなぁ。。

もう既に咲いている紫陽花を帰りに発見↓↓ 淡い色でステキ。
地元を足で散策すると、意外な発見があるのかもしれません。
今度はどこに行こうかな。

2010/05/02

La boda más hermosa del mundo

5月1日、ついについに、親友アッチャンの結婚式がありました。
東京都庁の横にズラリとそびえる超高層ビルの中でもひときわ目立つ、某「パークハイアット東京」でございます↓39階の式場からの眺め↓↓  右には新宿御苑。
さすが晴れ女アッチャン、本日吉日晴天なり。

アッチャンは、協力隊でボリビアへ一緒に行った同期であり、仲間であります。
帰国後、お母様が亡くなられてからは、父1人子1人、二人三脚でがんばっていました↓↓

アッチャンの結婚が決まったときは、心から嬉しくて、「自分のことのように」とはこのことだな、と思いました。お相手の旦那様は、クマさんのように大きくて温かくて優しくて、アッチャンをいつもニコニコと見守ってくれています。由緒あるご両家だけに、披露宴の出席者の数もハンパじゃありませんでした。
芸能人みたいでした。私の席から見える新郎新婦は豆粒サイズでした(中列あたりだったのに!)
まるで森の中にいるようなデザインの会場、ジャズバンドの生演奏付きでした。

テーブルのお花↓↓  最後にいただきました。

披露宴に出席した、ボリビア仲間と共に↓↓


そして、本日のメインイベントはこちら↓↓
なんと、花嫁たっての希望で、花嫁本人参加の余興、ボリビアダンス「Tink」です。

この踊りを覚えるために、先週末は遥々、静岡に住むボリビア同期を訪れ踊りを伝授してもらい、その後は録画した動画を見ながら毎晩自宅で猛特訓。

ボリビアで、もっと覚えてこればよかったなぁと後悔するのが、ダンスです。 各地方にある豊富なフォルクローレのダンスは、ボリビア文化の象徴です。衣装も素晴しいし。

大盛り上がりでした。
旦那さんもボリビアのポンチョを着て、即席バックダンサーとして出演。 なぜか、さまになっている・・・↓↓

そして最後の余興は、あっちゃんの親戚の皆さんによるウクレレ&歌「お嫁においで」by加山雄三。
なんと私、それにもピアノ伴奏で参加しているんです↓↓

当日、式の前に一度リハーサルで合わせてみただけの、ほぼぶっつけ本番状態でしたが、うまくいきました!!っというか、「シロウトがドタバタ必死にやってる感を演出したい」と親戚のおじさまはおっしゃっていました。酔っ払ってらしたし、ノリで乗り切った感あり。

お色直しして、和装で登場した新郎新婦↓↓
アッチャンの着物は、成人式の時に着たものなんだそうです。
アッチャンのお母様がチクチク縫われたそうです。



運命とはこのことでしょうか、アッチャンのお母様の命日と、新郎の誕生日が同じなのだそうです。
新郎の旦那様は、「お母様から命のバトンタッチをしたんだと思う」と、アッチャンを幸せにする運命のようなものを感じたそうです。
普段は強くてガハハと笑っているアッチャンが、その言葉を聞いたときは泣いていました。お父様も泣いていました。
心から、この人がアッチャンの旦那様でよかったと思いました。

3時間強の盛大な披露宴のあとは、2次会です。
ボリビア同期が全国津々浦々から駆けつけました↓↓

ちなみに、花嫁のブーケをゲットしたのは、我が同期りっちゃん。
私は・・・チュッパチャップスでした。