2009/07/07

SAMBO!!

日曜日、SAMBO(サンボ)を観に行きました、マンボ!!
今回、友人が出場するとのことで、応援に行ったのです。
私はサンボを観るのも聞くのも初めてでした。
そもそも、サンボとはロシアの格闘技なのだそうです。
1938年、全ソ連体育スポーツ委員会は民族格闘技(グルジア、アルメニア、アゼルバイジャン、タジキスタン、ウズベキスタン、モンゴル、そして日本)を研究し、各共和国の学識経験者を一同に召集し,新しい格闘技を作り上げ、名称を「サンボ」として今日にいたっているそうです。

また、旧ソ連には、ロシア人のように1億を越える大民族から、シベリアに残存する千人に満たない少数民族まで居住していましたが、当時それらの人々に国民意識を持たせる必要がありました。そのためサンボを「国技」として制定し、旧ソ連国民意識を高める目的として連邦大会や国際大会などを開催し、ソ連全土のみならず世界的にサンボ競技として発展させていったそうです。

サンボ誕生の原点には日本の柔道が横たわり、そこにソ連の民族格闘技の利点で味付けされたことは事実であり、柔道とサンボは兄弟のような関係と言えるのだそうです。
(by「日本サンボ連盟」)

もともと私の友人は柔道選手でした。大学卒業後、現役選手は引退し、指導の方に関わっていたのですが、もう一度(というかまだまだやれる!)チャレンジしようと、約5年ぶりの現役復活を果たしたのでした。
彼は柔道選手ですが、前述のようにサンボと柔道は似ているので、柔道選手がサンボの大会も出場している場合が多いのだそうです。

今回は全日本選手権だったので、優勝すれば世界選手権への出場権を獲得できます。
選手のプロフィールを見ていて目に付くのは、30代の選手が多いこと。しかも、30代後半。40代の人もいました。
そうなんです、サンボは家庭や仕事を抱えながら、それでも格闘技が好きでやめたくない!っていう人たちがやっている競技なんです。
だからか、試合を見ていると、それぞれの選手の背負う、鬼気迫る「凄み」のようなものを感じます。きっといろんな肉体的精神的制約を乗り越えてきたんだろうな。オーラがメラメラとすごいんです。その姿から、チャレンジすることの大切さ、みたいなのを感じました。
私の友人は、これこそがサンボの魅力なのだと言っていました。

柔道選手の中には、サンボを邪道と考え敬遠する人もいて、私の友人もかつてはそうだったとのことでした(道着もダサいし)。でも、サンボの魅力を知ると、柔道かサンボかというこだわりが消えたそうです。

大会入賞者の表彰式後↑↑
残念ながら、私の友人はここには入れませんでしたが、これからこれから!
今日が再スタートなのです。再びチャレンジしているということ自体、尊敬。始めることに遅すぎることはない、年齢は言い訳に過ぎない、と痛感。

アスリートたちのカッコイイことったらありませんでした。
筋肉ムキムキ♪ 腹筋、割れ過ぎ!
過酷な減量話やトレーニングの話を聞いて、私のダイエットもなんとかせねばと思いました。

No comments: