これは、単なるマトリョーシカ人形ではありません↓↓
なんとなんと、楽器なのです!! その名も「マトリョミン」。
ロシアの楽器「テルミン」を、木製人形マトリョーシカに内在してしまった、日本人考案楽器「マトリョミン」。
つまり、「テルミン」+「マトリョーシカ」=「マトリョミン」なのです。
友達のいーちゃんからお招きいただき、その「マトリョミン」とやらの演奏会に行ってきました↓↓ ちょっと分かりにくいけど、演奏者が各自、マトリョミンを片手に持っているのがおわかりでしょうか。
これ、演奏している姿です。
人形片手に"気"を送る怪しい宗教団体にしか見えないけど、そうではありません。
会場は教会でしたが、キリスト教も背後に映っているパイプオルガンも関係ありません。
そもそも「テルミン」とは何なのかと言いますと、1920年、ロシアのテルミン氏により発明された世界最古の電子楽器なのだそうです。テルミンが普通の楽器と違う最大の特徴は、テルミン本体に手を触れることなく演奏するところです。テルミンの本体からは、通常2本のアンテナがのびており、それぞれのアンテナに近付けた一方の手が音程を、もう一方の手が音量を決めます。わずかな静電容量の違いを演奏に利用するため、演奏者自身が余計な動きをしたり、周辺環境(風や人の動きなど)によって、音がぶれていしまいます。なので、一般の音楽演奏のようにノリノリに体を揺らすことは厳禁で、固まった姿勢、無表情で神経統一した様相で演奏するのであります。
「マトリョミン」は、そんなテルミンを可愛らしいマトリョーシカ人形に内在してしまった、日本人考案の楽器なのです。http://mandarinelectron.com/
ただでさえ怪しい楽器、怪しい演奏法であるうえに、それがマトリョーシカの姿をしているのだから、怪しさ増大。合奏するときは、自身の音を聞きとるために、聴診器(!)をマトリョミンにつけて聴きながら演奏しています。さらに、昭和初期の壊れたラジオみたいなアンプを床に置きます。
演奏している側は大マジメに演奏しているのですが、聴診器にマトリョーシカ、壊れたラジオを備え、仏頂面で"気"を送っている姿を見たときの衝撃ときたら、!?!?!?ですよ。 サン・サーンスの「白鳥」なんぞ演奏してくれました。 これは、いーちゃんの同僚で、演奏に参加していた人↑↑
あだ名は「テルミン」。ちなみに、唯一の男性奏者でした。演奏法をデモンストレーションしてくれました。
でも、先生も男性なんですよ↓↓
悪いとは思ったけど・・・、大 爆 笑。
こんな奇妙な姿、正気で考えたら笑わずにはいられないでしょう。
これは、必見ですよ。なんだか視野が広がった気になりました。
世の中いろんな変わり人がいるもんだ、と自分が凡人であることに若干安心を覚えました・・・。
参考までに、YouTubeで見つけた映像をぜひご覧ください↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=O6LU2VxnTFw&feature=related
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