2011/10/30

大山

昨日、ネコせんせいにお誘いいただき、神奈川県伊勢原市にある「大山」登山(せんせいは「ハイキング」とおっしゃっていますが)に行ってきました。

とってもいいお天気で、絶好の山日和。
登山の時は必ず雨が降る私としては、奇跡的。

紅葉にはまだ早く、葉は青々としていました↓↓
が、ところどころ、赤くなっているところもあり、色づくのが待ち遠しい限りです。

久しぶりの山!やっぱり自然の空気は美味しいなぁ。
忙しければ忙しいほど、山に来たいっていう衝動に駆られ、体が動くのが不思議。

2時間半ほど歩くと、山頂へ到着!
標高1252mの地点で待っていてくれたのは、大きな富士山↓↓
毎日職場との往復の道で見る富士山も素敵だけど、今日の富士山はもっと近くて大きくて迫力がありました。
そのどっかりした風体が頼もしくて、いつでもそこにいて、何もかも見透かされている気がして、且つ、すべてを受け止めてくれるような気がして、なんだかホッとしました。

山頂で見える、もう一つの風景↓↓
人間界です。

ネコせんせいが好きなススキ↓↓

私が好きな彼岸花は、もう終わっていました。
世界も記憶も、そして季節も、静かに音をたてずに移り行くものですね。

2011/10/22

Cooking Up Dreams

10月8日~23日、第2回東京ごはん映画祭が行われています↓↓
http://tokyogohan.com/filmfestival/
あれ、明日まででした。。
A partir del 8 de este mes hasta el 23 se está celebrando "2nd. Tokyo Food Lovers Film Festival 2011". Ay, mañana termina.

その先行イベントで、今月あたま、日本初上映のペルー映画「Cooking Up Dreams」を観てきました。
恵比寿のペルー料理レストランで、ペルー料理食べ放題&飲み放題の映画上映会でした。
さらに、映画の後は音楽ライブ付き!
至れり尽くせり、楽しい美味しい大満足の一夜でした。
Unos días antes de comenzar el festival, tuvo lugar un evento de la película peruana "Cooking Up Dreams" como celebración de estrena en Japón.
Hicieron en un restaurante de la comida peruana con una pantalla en la pared. Podíamos comer y beber cuanto quisiéramos mientrás veíamos la película. Después, hicieron un concierto de música andina en vivo. Fue un evento perfecto.

この「Cooking Up Dreams」という映画、ペルーの食文化を紹介するドキュメンタリーで、とにかく美味しいそうな映像が次々と現れます。
農村で代々受け継がれている伝統的な料理から、フュージョンと呼ばれる最近流行の料理まで、ペルーの食文化の豊かさをたっぷり堪能できます。
La película era un documental que muestra la historia y cultura de la comida peruana. Aparecen muchas imágenes de los platos que tienen buena pinta.
La película trata desde la comida tradicional del campo hasta los platos de "fusión" que están de moda en el centro de Lima, se puede gozar de la riqueza de la comida peruana.

一緒に行ったのはボリビアの同期3人。
一人は遥々広島からこの日のために?上京してきたのでした。
広島から来た友人は、ボリビアから帰国後、ペルーで仕事をし、ペルー人と結婚。
彼に言わせれば、ペルー料理はボリビア料理とは比べ物にならないくらい美味しい!のだそうです。
Invité 3 amigos que estuvieron en Bolivia juntos. Uno de ellos vino a Tokyo desde Hiroshima para este evento. Él se fue a trabajar a Perú después de regresar de Bolivia y se casó con una peruana. Según él, la comida peruana es mucho más deliciosa que la boliviana, no es comparable.

ペルーとボリビアはお隣の国だし、文化も似てるし、ボリビアは海を持っていなくてペルーは持っている、という以外はさほど違わないだろうと思っていたので、なんだか悔しいです。
確かに、ボリビア料理はメニューが少ない。
選択肢があまりない・・・。
外食しても、いつも同じメニューを注文、は普通でした。
とはいえ、その中にも「お気に入り」メニューはあって、それなりに美味しくいただいていたのですが。
どんな国へ行っても、その国の料理で満足できる私としては、ボリビア料理も大好きでした。
イモ、肉、野菜、米、パン、とうもろこし、キヌア、豆、チーズ、果物。充分満足です!
Yo pensaba que no hay mucha diferencia entre la comida peruana y la boliviana, ya que están al lado y tienen cultras parecidas aunque Bolivia no tiene mar y Perú sí. Bueno, me acuerdo de que no había mucho que elegir en el menú en Bolivia y siempre el mismo menú...
Aunque fuera así, yo tenía mi plato favorito. Soy la persona que puede disfrutar de la comida de cualquier país y claro que la comida boliviana también me gustaba. Había papas,carne,verduras, arroz,pan, maíz, quinua,legumbres,queso, frutas,etc. Eran suficiente!

ボリビア同期だった友人が、ペルーを知って以来すっかりペルーびいきなのが、ちょっぴり寂しくなったのでした。
Me encontré un poco triste al ver a mi ex compañero de Bolivia tener preferencia por Perú ahora.

早いもので、ボリビアから帰国して5年以上の月日が経ってしまいました。
ボリビア同期の仲間たちと、こうして繋がっているのは嬉しいけど、ボリビアとはすっかり疎遠。
ボリビアが好き、ボリビア楽しかった、と言いながらも、ボリビアのためになること、何もしていない。
そうぼやく私に同期の友人が言ったひとこと↓
「いいんじゃない、それで。ボリビアに行ったから、今の自分があるんだよ。」
過去の影響で今の自分があり、今をどう生きるかで未来の自分も変えられる。
ボリビアは私の中で生き続けていて、私の体の一部になってるんですね、きっと。
El tiempo vuela y ya han pasado más de 5 años desde que volvía de Bolivia. De vez en cuando quedo con mis ex compañeros de allí pero me he ido alejando de lo boliviano sin quererlo. Ahora no hago nada relacionada con Bolivia y me da pena que lo que hago sea sólo recordar y contar de Bolivia.
Una de mis amigas dijo, "así está bien, tu eres como eres ahora porque estuviste en Bolivia antes." Soy como soy por la influrencia del pasado y el futuro cambia depende de como viva ahora. ¡Bolivia está viva en mí y es parte de mi cuerpo!

映画の後のライブも素敵でした。
最後のアンコールの曲が感動。
アルゼンチンのフォルクローレ、「Entra a mi hogar」
(注:映像は他の日の様子)↓

2011/10/08

帰る家 Hogar

9月のシルバーウィークに両親と、兵庫の祖母宅を訪ねました。私の顔を見て発した祖母の第一声↓
「あいちゃん、髪切ったんか。」
祖母は大正15年生まれ、御年85歳です。
実に2年8か月ぶりの再会でしたが、その記憶力に絶句・・・。
Los días festivos incluido el día de los ancianos en Septiembre mis padres y yo fuimos a visitar a mi abuela que vive en la prefectura de Hyogo. Las primeras palabras de mi abuela cuando me vió fueron "Ai, te has cortado el pelo." Ella tiene 85 años y nos vimos después de 2 años y 8 meses. ¡Qué memoria increíble!

祖母は叔母夫婦と暮らしています。
この夏、叔母夫婦が家を新築し、祖母も一緒に新居へ引っ越したのでした。
祖母が85歳まで暮らした家は廃墟となり、
私が小学生の頃、夏休みに毎年遊びに行っていた「おばあちゃんち」はなくなりました。
Mi abuela vive con mis tios. Este verano mis tios construyeron una casa nueva y mi abuela también se mudó allí con ellos. La casa donde vivió mi abuela hasta sus 85 años se ha quedado como ruina y quiere decir que desapareció "la casa de mi abuela" donde yo iba en las vacaciones de verano cuando era niña.

新居は、バリアフリー、オール電化、ソーラーパネル付き。
祖母がつまずくような段差は一切なく、壁には手すりがあり、部屋の電気はリモコンで消せるし、トイレはドアを開ければ自動で便器のフタも開く。
おばあちゃん、快適そうです。
不便なことある?と尋ねたら、「タンスの引き出しの一番下が開けられへんねん。」と深刻な表情・・・。
なら上の段に入れとけば、とは言えず。
La casa nueva está libre de barreras, no tiene gas y utiliza la energía solar fotovoltaica del tejado. No hay desniveles con que mi abuela cae al tropezar, hay pasamanos en las paredes, se apaga la luz con el mando y se abre la tapa de la taza automaticamente cuando entra al baño. Le pregunté a mi abuela por si tuviera algo incómodo por vivir en la casa nueva y me contestó con la cara seria, "sí! no puedo abrir el cajón más bajo del armario."  Pero abuelita,eso no tiene nada que ver con la casa nueva, ya que usabas el mismo armario en la casa antigua también! Me dio ganas de decirle, "¿Por qué no usas un cajón más alto?"

仏間でお夕飯。
私たちのために、ご馳走を用意してくれました↓↓
Cenamos en el cuarto donde está el altar budista y era una gran comida.
新居だけに、醤油とか絶対こぼせません!
仏壇もピカピカ。
小さい頃は見ると怖くて眠れなかった歴代の遺影もありませんでした。
Cené con mucho cuidado para no ensuciar la casa nueva. El altar budista también era nuevo y ya no estaban los retratos de los difuntos que me daban miedo cuando era niña al dormir en la noche.

かつては寂れていた町も、道路が整備され、大型チェーン店がボンボン建っていました。
朝ごはんのあと、祖母とみんなでお散歩↓↓
Antes,la ciudad no tenía animación pero ahora han arreglado las calles y han construido cadena de tiendas grandes. El día siguiente fuimos a dar una vuelta por la casa después de desayunar.

関西と言えば、お好み焼き!
本当に美味しいんです。
つなぎに山芋が使われていること、具材に甘辛コンニャクが入っていることがミソだと思います。
Y fuimos a comer en un restaurante de Okonomiyaki que es la tortilla japonesa de ingredientes variados,la comida típica del oeste. La verdad es que estaba mejor que cuarquier parte de Japón!
祖母も一緒に食べに行きました↓↓

祖母は、「腰が痛くてもう歩けへんわ」と弱気になって、最近めっきり外へ出歩かなくなっていたそうです。
ところが、孫(私)がしつこく誘ったら、重い腰を上げて散歩も外食も行ってくれたのでした。
気持ちで体が動くってホントだな。来て良かった。
Mis tios me contaron que últimamente mi abuela ya no se animaba salir de casa por el dolor de cintura. Pero vino su nieta (yo) e insistió en que le acompañase a dar un paseo y comer afuera. Ella le hizo caso a su nieta. Es verdad que como funciona el cuerpo depende del estado de ánimo. Me sentí felíz por estar con ella.

「おばあちゃん、なんでボケないの?」と尋ねたところ、「毎日頭使ってるからや」と返答。
やたら政治にも詳しく、好きなテレビ番組は「国会中継」。
あっぱれ!
Hice una pregunta a mi abuela: ¿por qué no chocheas? Y me contestó,"porque utilizo la cabeza todos los días."  Bueno, con razon su programa favorito de la televisión es "la retransmisión de la Dieta en directo".

帰り際、母が言ったひとこと。
「また来るね。これからはここが私にとっての『実家』だから。」
そうか、母にとっても生まれ育った『実家』がなくなったことになるんだ。
誰もが新居に喜んでいて、ノスタルジーに浸っている様子は見せていなかったけど、思い出すふるさとの光景はあの家なのかもしれない。
Al irnos mi madre dijo,"nos vemos en esta casa, ya no tengo donde volver." Claro, yo perdí "la casa de mi abuela" y a la vez mi madre perdió la casa de sus padres donde ha crecido. Me parecía que todos estaban contentos con la casa nueva y que nadie tenía nostalgia pero la casa antigua no desaperecerá nunca de nuestro corazón cuando recordamos los momentos bonitos.

2011/10/02

駅伝 Relevos

今日、第22回東日本国際駅伝に参加しました♪
久しぶりの大会、そして初めての駅伝です。
職場の事務室の皆さんにお声をかけていただき、普段はスーツ姿の皆さんとランニングウェアで日曜日にお会いしてるなんて、、。なんとも新鮮な気分でした。

会場は、なんと相模原の米軍基地!
知らずにエントリーしてしまったので仕方ありません。
米軍のセキュリティチェックがあり、事前にゲートパスチケットをもらっていない一般人の入場は不可。
何が「国際」なんだか。これじゃ「鎖国」だし全然「親善」してないよ、と心の中でブツブツ。

OTの同僚も家族連れで応援に来てくださいました↓
ものすごい人でごった返していました。この熱気にワクワク。


そしてこれが、走ったメンバー。総勢8名↓


私は第2走者、5kmでした。27分で完走。
3.11以降、すっかりサボっていたわりには、まぁまぁのタイム。
3.11後、4月にエントリーしていた初めてのフルマラソンも放射能を恐れて自粛。
その後も空気による内部被ばくを恐れてパタリと止めていたのですが、結局普段通り無防備に出歩いている私。ランニングだけ避けるのは無意味だな…ということで再び走り始めました。

語学同様、続ければそれなりに伸びるけど、止めればガクンと衰えるのがランニング。
もはやガンガン走っていた頃の力はいずこやら、週末に走ってみるもすぐに疲れるわ筋肉痛になるわで、自分にガッカリしていた今日この頃。

でも、今日走ってみて、走る楽しさを再確認しました。
しかも駅伝って、チームメイトがいるから更に楽しい!
走った後は、昼間っから食べて飲んで、第2のランナーズハイでした。

今回、仮装して走っているお祭りランナーが多かったです。
私も来年はビキニかメイドかセーラー服着ていいですか?
お断りでしたら、相撲力士か着ぐるみか大仏にします・・・